あなたに代理人(エージェント)はいますか?
多くの日本人野球選手が大リーグへ行きました。
その時、よく聞くのが代理人。
日本のプロ野球界ではまだ少ない代理人ですが、
アメリカの大リーグやサッカー界ではおなじみです。
例えば、ヤンキースの松井選手の場合はアーン・テレム氏。
代理人は選手に代わって契約交渉をします。
一説によると、大リーグ選手の年俸があれだけ高騰したのは代理人のせいだそうです。
アメリカの代理人はほとんど弁護士資格を持っていて、選手にはない交渉能力を発揮し、
選手を可能な限り好条件で契約させようとします。
ここで思い起こすのは、それほどとびぬけた能力ではない人が、
会社に次々と幹部として入社してきたことです。
ヘッドハンターの紹介です。
ヘッドハンターは自分の実力と所属会社のネームバリューを利用して、
紹介する人材を最高のポジションと年俸で売り込んできます。
そうやって上級幹部にどんどん外部から人が入ってくると、
それまでいた社員にどんどん不満が溜まります。
実力というものはなかなか判断が難しいものですが、
「なんであの程度の実力であいつが副社長なんだ!」
と言っても、どうしようもありません。
影でぶつぶつ悪口を言うのがやっとです。
がまんできないのなら、自分もヘッドハンターを利用して転職するしかありません。
きっとヘッドハンターは実力以上のポジションへ売り込んでくれるはず?
実際、ある地区担当営業部長からスタッフに降格させられた人が、
中堅の外資系へ社長で転職した例がありました。
外資系サラリーマンにとって、ヘッドハンターや転職コンサルタントは
スポーツ選手の代理人のような存在です。
あなたには自分の代理人,、じゃなく親しいヘッドハンター、転職コンサルタントがいますか?
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