外資系へ応募したきっかけ
人生は不思議なもので、たった1本の電話で大きく変わってしまうことがあります。
友人からのこの電話がなかったら、ぼくの人生はまったく違ったものになっていたことでしょう。
持つべきは友です。
「おい、おまえに向いてそうな会社が人を募集してるぞ。今日の朝日新聞を見てみろ!」
ある日、友人から電話がかかってきました。
新聞を見ると、ある外資系の求人広告が出ています。職種はマーケティング本部のスタッフ。
友人はぼくが外資系へ転職したがっていたのを知っていたのです。
でも自分のそれまでのキャリアでは、受かる自信はありません。
「自信ないな〜」
「ダメもとだよ」
「そうだな」
当時、その会社のマーケティング本部は大田区にありました。
ぼくは中野に住んでいたので、環七を走ってドライブがてら行くには好都合です。
”どんな会社か見てみるか”。
そんな思いで履歴書を持って、のこのこと出かけて行くことにしました。
いい加減といえば、いい加減です。
でも、あまり必死な思いで生きていくと、ろくなことはありません。
日本人はもっと気楽にやればいいと思います。
外資系へ入社して、欧米人の生き方や仕事の仕方を見ていると
つくづくそう思います。
話は変わってしまいましたが、とにかく、ドライブがてら履歴書を直接会社に届けることにしました。
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