ぼくが外資系へ応募したきっかけ

外資系へ応募したきっかけ

僕が外資系へ応募したきっかけは友人からの電話でした。人生は不思議なもので、たった1本の電話で大きく変わってしまうことがあります。友人からのこの電話がなかったら、ぼくの人生はまったく違ったものになっていたしょう。
持つべきは友です。

 


友人から久しぶりの電話が、、」

それまで働いていた会社の業績が悪くなり「さて、これからどうするか」と考えていた頃です。
突然、学生時代の友人から電話が来ました。
”おや、珍しいなあ、何の用だろう?”
「よう、久しぶり。元気?」
「まあ、なんとかやってるよ」
「ところで今日の新聞見たか?」
「いや、見てない」
「見てみろよ」
「何で?」
「おまえに向いてそうな会社が人を募集してるぞ!」
「へえ?何の会社だ?」
「××という商品の会社だ!」
「そうか」
「きっとおまえに向いていると思うよ。とにかく新聞を見てみろ」
「わかった、ありがとう」
といって電話を切って、近くの駅へ新聞を買いに行きました。
近くのコーヒーショップへ入り新聞をめくりました。
そこには割と大きな求人広告が出ていました。
”なるほど”
”おれにむいているかなあ?”
友人がこの電話をくれた理由、それは僕が学生の頃から英語に興味を持ち勉強を続けていたことを知っていたからでした。

その頃はまとめて人を募集するときは新聞広告を使うのが普通でした。

求人で新聞広告を使う会社など今はほとんどありません。でも、ネットがなかった時代は新聞広告は有力な人材募集の手段だったのです。
求人はまず新聞広告。新聞には多くの求人広告が掲載されていました。大企業は大きい広告。中小企業は小さな広告。
とにかく多くの求人広告が新聞には載っていました。
その後、リクルートが勢力を伸ばしてきて、求人は新聞から求人雑誌へと移っていきました。多くの人が求人雑誌を見て様々な会社へ応募したものです。
その次に勢力を伸ばしてきたのが人材紹介会社。ヘッドハンターもマスコミを賑わし始めました。
やがてネットが発達すると、求人はネットへと変わり始めました。これらのネット求人は人材紹介会社が運営しています。今や、求人はネットが主流であることはご存知の通りです。

その外資系の求人広告に書いてあったことは?

新聞に掲載されていた外資系会社の求人広告に書いてあったことはだいたい次のようなことでした。
○×○×株式会社が人材を募集します。
・職種:マーケティング部スタッフ
・勤務地:東京都××区
・募集人数:若干名
・待遇:規定による
当時の求人広告はこんなものです。あまり魅力的なことは書いてありませんでした。特に有名企業の求人広告は素っ気ないものばかりでした。募集する側が上から目線は昔も今も変わりません。

求人広告を見て思ったこと?

僕が求人広告を見て思ったことは:
・マーケティングスタッフって具体的に何をするんだろう?
・勤務地は今住んでいるところから通うのに便利だ。
・どうせ今は将来の計画もないから遊び感覚で気楽に応募してみようかな。
・受かるかどうか解らないが、どうせダメ元だ。
・嫌なら辞めれば良いし。
・住所を見ると、車で簡単に行ける場所。
・とりあえずドライブがてら履歴書を持ってどんな会社か見てみるか。
今考えるときわめて気楽な応募でした。

その会社は

会社に着くと玄関前に運良く車を止めるスペースがあります。そこに車を停め履歴書を持って玄関を入りました。受付には私服の女性が二人。最近でこそ女性が私服のまま働いている会社が多くなりましたが、当時の日本の会社の女性従業員ははほとんどがユニホームでした。だから私服姿の女性従業員はとても新鮮に見えました。受付で用件を伝えると人事部へ行くように言われました。
おそるおそる人事部の扉を明け、中へ入るとなにやら強面の年配の男が一人。
「今は人が出払っていてね、人事部長の○×だ。」
ちょっと横柄な感じです。
今でこそ自分も良い年になり、50歳代の人を見ても何とも思いませんが、20代の頃は50歳代の男性は何か怖い感じでした。
「応募しに来ました」
「あっそう。履歴書は持ってきた?」
「はい」
しばらく履歴書を見てから、
「後日連絡させてもらうよ」
「わかりました」
で、その日は終わり。
試験があると言うことで会社からの連絡を待ちました。
”外資系っていったいどういう試験をするのだろう?”
興味津々です。
”まあ、これも経験だ”
そのときは受かるなんて1%も思っていませんでした。

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