高級ホテルのような外資系のオフィス

外資系のオフィス

外資系で働いていていいなあと思うことはいろいろあります。

 

その一つが事務所がきれいなこと。

 

「自分の書類以外は新しい事務所には持っていかないこと。もし、持っていきたい机や椅子などがある場合は庶務部の許可を得ること」

 

ある日、事務所を引っ越すことになりました。

 

今まで使っていたオフィス家具は一切持ち込み禁止です。

 

新しい事務所は全体が統一されたデザインで、それに合わせて机や椅子、ロッカーなども新しくしたからです。

 

机やロッカーはグレーのスティール製ではなく、すべて本格的なウッドです。

 

そんなところへ古ぼけた机やファイルキャビネットなどを持ち込まれては、全体のイメージが崩れてしまいます。

 

床にはじゅうたんが敷き詰められ、泥だらけの靴で歩き回るにはもったいないとさえ感じます。

 

しかも、机と机の間に余裕があり、全体にゆったりとしています。

 

こういうところが外資系のオフィスの特徴です。

 

事務所に対する考え方が日系企業とはまったく違います。

 

居住性優先、そして、機能性といったところです。

 

外人幹部はオフィス内がガラクタだらけになるのを嫌います。

 

ときどき、オフィスクリーニング作戦を発令します。

 

机周りのガラクタを整理しろ、という。

 

外人社員の机の上は、ここの人は首になっていなくなったんじゃないか、と思うほど何もありません。

 

ぼくも真似をして、なるだけ書類を机の上に置かないようにいろいろ工夫しましたが、なかなかうまくいきませんでした。

 

どうしても残したい書類が貯まってきます。

 

外人社員はどうやって仕事をしているのだろう?

 

といったところが外資系オフィスでした。

 

でした?

 

そうなんです。

 

昨今はパーティションが発達して、外資系オフィスの風景もだいぶ様変わりです。

 

幹部社員の個室もだんだん少なくなってきました。